浦和に関するネタを中心に、サッカーネタやコラムを書き綴ってます。
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野人岡野、20年総括。「幸せ者だった」


実は、岡野が鳥取のGMに就任する話が先行していたので、引退会見をしていないことに気付いていなかった。

岡野といえば、浦和での逸話は数知れず…
駒場やサイスタでの雄姿は未だ忘れられない。
彼に現役最後まで浦和でプレーさせられなかったことは、悔やまれる。


とはいえ、鳥取でも愛され、スタジアムの名前に「YAJIN」を刻まれ、引退即GMという、手形を貰えたことは、他サポながら鳥取の皆様に感謝したい。

06戦士の中では初のフロント入り。
個人的には、S級を先にとるのかなと思っていたが、我々の想像のさらに上を行くのが岡野らしい。笑。

鳥取でGM業をしっかり学んで、いずれは浦和のフロントで…
な~んて考えてた方が、昨今の補強話より夢のありそうな話だと思ったのはナイショ。汗。


最近、タイトル、タイトルと現実ばかりに目を向けてしまい…
OB選手→監督もギドで成功したが、ゼリコの失敗で現実を見させられたというか…

でも、いつも俺を笑わせ感動を与えてくれた岡野には、これからも期待している。
いや、笑わせろというのではない。
「足なら負けない」という逸話が人間相手ではなく「犬」というスケールに驚嘆を持って笑ったという感じか。


それにしても、最近では一芸に秀でた選手が少なくなった。
足の速さなら負けない、ヘディングなら負けない、ドリブルなら負けない…
平均レベルは確かに上がってるのだろうけど、そういう個性を持った「プレーで客を呼べる選手」が本当に少なくなった。
岡野には、是非、鳥取を再生させるために一人でもいいから、客の呼べる選手を「鳥取発」で育ててほしい。


岡野も俺と同じ昭和47年世代、彼に負けないよう、俺も頑張らねば!




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(2009/12/19)
岡野 雅行

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Jリーグは10日、東京都内でJ1、J2臨時合同実行委員会を開き、日本サッカー協会の提案を受けて検討してきたシーズン制移行を見送る方針を決めた。
経営や運営で想定されるマイナス面が現状では、国際競技力の強化などのプラス面より大きいと判断した。
16日の理事会に諮る。
Jリーグは、3月に開幕する現行の「春秋制」から、欧州などで主流の8月開幕の「秋春制」へ2015年をめどに移行することが可能かを討議してきた。
今後は戦略検討会議を設置し、継続してシーズン移行の可能性を探る。
大東和美チェアマンは「移行後の収益確保に対する不安や競技場利用の調整難で、15年からは不可能という結論」と述べた。【共同】


秋春制への移行は「反対」の結論ありきで、毎回、理由が変わっている。
今回はクラブライセンス制導入で、秋春制にした場合、収益が不安定になりクラブライセンス制との両立が難しいというのが結論らしい。

中でもびっくりしたのが、シーズンを1年半にするとスポンサー料などの収入部分と、選手やクラブ職員の人件費の部分で折り合いがつかない…と語った部分。
全く以て不可解だし、そういう事は事前に分かっている部分。
スタジアムの調整も、そんなに前から調整が必要なら、なぜ年間スケジュールをシーズン前にすべて発表できないのだろうか?

年間のFIFAやACFのスケジュールだって分かってるだろうし、それが分からないというなら、協会とリーグの意思疎通は全く機能していない事になる。
また、それを調整するのがリーグや代理店の役目だし、そもそも、それをできないなら、代理店を入れた理由が分からない。

そんな細かい事よりも…

ACLの秋春制スケジュール移行という大命題をどう調整するか?

そちらを考える方が先だと思うのが普通だろう。
Jリーグは、携帯電話同様、ガラパゴス化して行くのだろうか?

もっと言うなら、春秋制でなければ運営できない理由を一つずつ崩していく努力をリーグはしているのだろうか?
このブログでも再三述べてきたが、リーグの「反対理由」など、素人の我々でも想定できるし、これから出るであろう「反対理由」もすでに想定内だと予想できてしまう。

そういえば、Jリーグ100年構想というのは、一体、何だったのだろうか?
世の中の状況が変化するのは当たり前なのだから、それを理由に「停滞」するのではなく、リーグが開幕した原点に戻って、もう一度、リーグがどうあるべきか?どの道に進むべきか?を、リーグ・クラブ・選手・サポが、再度、考え直すべきだと思う。
このままでは、100年どころか、10年先も見えないリーグになって破滅の道へ自らが進みそうな気がする。




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◇試合中継、アジアに発信

イングランド・プレミア、イタリア・セリエA、ドイツ・ブンデスリーガ……。
衛星放送(BS)などの急速な普及に伴い、世界最高峰のプレーが国内でも手軽に視聴できる。
同様に、Jリーグの試合中継を海外に送り出せたら。
関係者が長年温めていた構想が間もなく動き出す。
タイの地上波テレビでのJリーグ中継が来月にも始まる。

「これまで欧州に流れていた資金を(日本を含む)アジアに振り向けたい。スポンサーにとっても新たな魅力になるはず」。
公益法人移行前は事務局長として中心的役割を担ってきたJリーグの中西大介競技・事業統括本部長はそう話す。
タイでの放映権料は、Jリーグと契約する広告代理店に支払われるため、欧州のような多額の収入がすぐ望めるわけではないが、腰を据えて取り組む構えだ。

背景には伸び悩む国内市場がある。
Jリーグの10年度事業活動収入は123億7200万円。
前年度から4億円余り落ち込んだ。
また、昨年のリーグ戦総入場者数は東日本大震災の影響があったとはいえ、前年を約80万人も下回った。
こうした事情もアジアに活路を見いだそうとするJリーグの戦略を後押ししている。

■タイ皮切りに地道交渉

これに対し、「アジア進出の前に、国内クラブの自立のためにカネを使ってほしい」というクラブ関係者もいる。
来年度からJ1、J2各クラブの経営状態を毎年チェックするクラブライセンス制度が導入されることもあり、経営基盤の改善が急務だからだ。

Jクラブ個別情報開示資料によると、クラブの重要な収入源となるJリーグからの配分金(10年度)は平均でJ1が2億9000万円、J2が1億700万円。
平均営業収入に対する割合は、J1が9・6%、J2が11・5%とほぼ1割を占める。
J2をはじめ、経営が不安定なクラブからは配分金上乗せを求める声が上がる一方、J1のクラブからは「J2に払い過ぎなのでは」との反発も聞かれる。

J1とJ2、クラブ間で温度差があるのが実情。
クラブの経営規模に応じた「傾斜配分」の必要性を指摘する声も根強い。
だが、中西は「(収入が)増える局面でないとできない。小さいパイで議論するなら、小さなクラブは一層厳しくなる」と懐疑的だ。

Jリーグはタイを皮切りに、今後はカンボジア、ラオス、ベトナム、台湾、インドネシアなどでテレビ放映交渉を続ける方針だ。
経営をめぐる多様な意見に耳を傾けつつ、軌道に乗せることができるか。
クラブはそのかじ取りを注視している。


東南アジア各国にJを配信ですか…。
しかも、広告代理店にコンテンツ配信を任せちゃったみたいですね。
随分と、また中途半端なやり方を…
コンテンツの需要をどうやって掘り出していくのか見ものです。苦笑。

実は、この件でどうしても言いたかったのですが…
改めて言うのもなんですが、リーグって本当に無策なんですね。失笑。
実は、タイでプレミアを放送するのも大変だったらしいです。
それが、タクシン元首相がマンCのオーナーになった瞬間に、プレミアはタイでの完全独自の放映権を取得したそうです。
で、タクシン元首相はいろいろ言われてますが、タイでは大人気ですからね。
そういう需要をプレミアもしっかり見極めていたそうです。
まぁ、それ以前に、当時はベッカムやルーニー、ジェラードといった有名選手もいましたからね。
そして、タクシンがマンCのオーナーになって、タイの有力選手がプレミアや下部リーグに続々と行ったらしいです。
そういう下地もしっかり作ったわけです。
Jは世界的有名選手がいないばかりか、タイの有名選手がいるわけでもなく…何の下地もないままに行くわけですから。
単に、Jを認知させるだけでも相当時間がかかると思います。
例えば、アジア枠に東南アジア枠を作るとか、成長著しい東南アジアの若手世代向けにC契約の枠を作るとか…
自らが、マーケットを開拓する方向で動かなければ、何らコンテンツとしての成長はないでしょう。
心配なのは、広告代理店は所詮はスポンサー様ありきで、事業採算が合わなければ撤退してしまいそうなこと。

であるならば、我が浦和レッズ軍が動こうではありませんか!笑。
何せ、浦和は東南アジア各国には「ハートフル活動」という国連機関お墨付きのサッカー教室を展開しています。
だから、Jリーグを知らなくても浦和レッズを知っている子供たちも存在するということです。

でも、一つだけ難点があるのです。
コンテンツをクラブ独自で売買できないのです。
これは国内外問わず「Jリーグメディアプロモーション」というJクラブの社長・取締役歴任者の天下り先を通さないとダメらしいんです。
実は、この会社、クラブの利益をことごとく吸い取るよなことを生業にしておりまして…
Jの映像・画像コンテンツはすべてここで管理されてるんです。

そればかりかもう1社、同じような会社がありまして…
「Jリーグエンタープライズ」という、エンブレムやキャラクターライセンスの管理とかを生業にしてる会社がございます。
この2社によって、本来、クラブ独自で上げられるはずの収益が、ことごとく吸い取られているんです。
だから、本来クラブがもらうべき収益を「分配金」という旧共産主義国もびっくりな旧態依然とした制度がまかり通っているのです。

クラブライセンス制度とかにも直接関わってくるのですが…
もう、クラブが稼いだ金をリーグによって配分するのではなく、クラブがライセンス料として上納する形の方がハッキリすると思います。
それによって、稼いだ分の収益はクラブに反映されるし、クラブ経営が厳しいところには辞めて頂くしかないかなと。

そもそも、何のためのクラブライセンス制度かと言えば、当初AFCはACLに財政的に出場できないクラブの多さに頭を悩ませて、ACL本大会に出場を保証するために持ち出したのがきっかけでした。
なので、実際、日本でこの制度が必要かと言えば、リーグや協会が出場の担保を取るので必要ないと言われてました。

が、東京Vや大分、岐阜、水戸と安定化基金に手を出すクラブが増えるだけでなく、大分は遂に返済が不可能な状態になって、返済終了までJ1への昇格不可、東京Vもリーグから経営陣を送り込まれる事態に…。
なので、より厳格なクラブライセンス制度を発効することとなったのです。
そういう経緯があるはずなのに、分配金がないと経営が厳しいとか言うのは論外だし、もし、分配金が上納金になった場合、もっと苦しくなるのであれば、クラブ経営の体を成していないと判断されても仕方ないと思うのですが…。
護送船団方式で組織を運営していくと、必ず壁に突き当たるのです。
その壁を突き崩さないと前には進めないし、その壁は「実力主義」「結果主義」によって競争力を高めていくしかないと思うのです。
いつまでも過剰な「互助制度」を使っていると、最後は共倒れになりかねません。
リーグはクラブを潰さないことを前提するより、クラブが潰れないような収益構造を考え直すべきだと思います。






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◇「頂高く」次の成長段階へ

Jリーグ初優勝の06年、アジアを制した07年、J1浦和レッズは入場者が6万人を超すホーム試合があった。Jクラブ最大の収入を上げ続ける基盤は真っ赤に染まるスタジアムにある。
転機は03年…2万1500人収容の駒場スタジアムから6万3700人の埼玉スタジアムの本格利用を始めると、収入は急増、02年度の34億円からピーク時の07年度は80億円に。
この間、入場料収入は13億円から30億円へと倍増した。
ここ数年、J1の平均収入は30億円、J2は10億円前後で推移しており、浦和は突出している。
04年度を最後に三菱自動車工業との損失補填(ほてん)契約を解除し、親会社が赤字を埋める体質を脱した。
収入に占める入場料の割合はリーグ平均の約20%に対し約40%。

浦和の松本浩明広報部長は「入場料とグッズは一人一人の財布から出ている。これがうちの強み」と言う。
近年は成績不振で客足が鈍り、11年度の収入は54億円に減ったが、03年度からのトップを維持する。
スタジアム新設をクラブ成長の呼び水ととらえるJ1ガンバ大阪は、現在の本拠地、万博記念競技場(収容2万1000人)から、14年度中に最大4万人規模のサッカー専用スタジアムを建設する計画だ。
10年度の収入はJ1平均並みの33億円だが、入場料収入は平均以下の6億円弱。
近年の安定した好成績と比べると寂しい。
金森喜久男社長は「人気は浦和が一番だが、ガンバも遜色ない程度に来ている。浦和との差はスタジアムの差」と言う。


■複合型スタジアムに期待

クラブ規模拡大へ「箱」の重要性は両者に共通する。
さらなる収入増へ浦和の松本は「スタジアムに商業施設を併設するなど試合のない日も売り上げが出る工夫が必要」と話し、ガ大阪副社長の野呂輝久も「大きなスタジアムはビッグクラブへの必要条件であって十分条件ではない。試合のない日を地元の方に使い倒してもらう」と意見は一致する。
だが、急激な収入増につながるものではない。

莫大(ばくだい)な放送権を得る欧州主要リーグでは、スペインの2強、レアル・マドリードとバルセロナは400億円以上の収入がある。
Jリーグの放送権料は12年度予算で48億円だが、Jと同様に放送権をリーグが一括管理するドイツリーグは先ごろ、1年換算で660億円の契約を結んだ。
欧州並みのビッグクラブ誕生の道のりは遠い。
Jリーグではクラブへの配分金は「薄く広く」が基本方針。
02年から06年までJリーグチェアマンを務めた鈴木昌は「クラブをつぶさないことを第一に考えた」と語る。
ビッグクラブができにくい土壌があった。
一方、Jリーグ事務局長からJ2東京ヴェルディ社長に転身した羽生英之は「リーグを引っ張るクラブは必要。これからは頂を高くして裾野を広げる段階に入る」と展望する。
最初の20年で根を広げ、40クラブまで増えたJリーグは、次の成長段階に移ろうとしている。



個人的には、浦和の現状の観客数というのは、駒場を本拠地としていた時とほぼ同数ではないか?と感じている。
ただ、駒場のキャパは2万そこそこだったので…あくまで憶測だが。
だから浦和の「観客数の激減」という言い方には若干違和感を持っていて、むしろ、「バブル期が終焉した」という言い方が適当なのかなと…あくまで個人的な見解だけどね。

浦和が目指すところというのは至って簡単で、「強くあり続けること」。
実際に、そのタイトルを取っていた時期だけが突出して観客動員が多い。
他のクラブは浦和ほどの、落差がない。
まぁ、人気クラブの宿命とでもいうのだろうか?

では、バブル期にはどういう構造があったかというと…
日本人選手については「現役の代表選手」が多かったし、メディア露出度の高い選手も多かった。
岡野だったり、暢久・啓太・ツボ・闘・アレ・相馬・達也・アベユキ・ギシ・都築…
外国人選手もタレント揃いで、ロビー・ワシ・エメ…
代表入りの期間や浦和の在籍期間は前後するけど、これだけの選手が浦和の黄金期(バブル期)を支えていた。
また、客層の多くは「強い浦和」「有名(代表)選手のいる浦和」を見に来てた人も多かったはず。

これって、野球でも言えるけど、「日本人の特性」なのかもしれない。
以前、万年最下位&Bクラスだったベイスターズが日本一になったとき、「横浜ファンってこんなにいたんだ」ということがあった。
「文化」の根付いている「野球」ですら、こんな状況だしね。

そういや、以前、自称:ぬるサポという女性からこんな話をされたことがある…
「私ってレッズが好きというより、レッズサポが好きなんだよね~」
「スタジアムの雰囲気だったり、スタンドをギッシリ埋め尽くす赤い色だったり、人文字みたいなやつ…(コレオグラフの事です)」
それを聞いたときに、「あ~、こういう人もいるんだなぁ」と思った。
「サポーターのサポーター」っていうのは珍しいよね。
でも、浦和では実際にそういう話をよく聞くんだよ。
だから、実際には、こういう人たちも浦和の観客数を大幅に押し上げて行ってたのかもしれない。

他に、スタジアムを離れて行った人たちの話を聞くと…

「クラブの本気度が分からない」
「今のレッズに魅力的な選手がいない」

などなど…。
でもね、個人的にはそれ以上に厳しい現実があると思う。
それは、新規獲得顧客が少ないということ。

浦和の社長は集客力アップの一つに「魅力あるサッカー」というけど、サッカーの「魅力」がプレースタイルだとしたら、それは新規獲得の理由にはなりにくいかな。
だったら、代表なんてもっと観客が入らないはずだよね。
代表に客が入るのは、単にメディア露出度が高いから。
代表にいる選手だけが凄くて、それ以外は「まだまだ…」という評価しかできない人もいる。

確かに、多くの代表選手のレベルは非常に高いと思う。
ただ、逆に言えば、それは彼らの持つプレースタイルが、代表監督の要求するシステムを動かすレベルに達しているかどうか?であって、彼らに合わせて監督がチーム作りをしているわけではない。
選ばれていない選手の中でも、この戦術なら今の現役代表選手より、合っているんじゃないかな?って思える選手もいるぐらいだから。
そういう目を持った人が野球に比べて少ないということは、まだまだ文化として根付いてない証拠なのかな?

話はそれたけど…
「ビッグクラブ(日本で使われるのは「集客力のあるクラブ」という意味合い)にリーグを引っ張ってもらうのがやりやすい」という意見を、クラブ経営者やリーグ首脳から聞くことがある。
まぁ、彼らの言う「ビッグクラブ」という定義もいい加減だけど、本来は、タイトル数・集客数・施設設備の充実度・組織力が揃った意味でつかわれ、そのようなクラブは日本にはない。
とはいえ、もし、彼らの言う通りなら、浦和とか集客力のあるクラブに地上波全国放送をすべて割り当てたら、客集めは楽になるはず。
それをしないのだから、結局は「平均」「護送船団方式」によって今のリーグを作っているのは明らかだ。

俺は、以前からこのブログでも言い続けてるけど、リーグや協会が本気で集客やクラブ運営に耳を傾けていないと思う。
むしろ、チーム数だけ増やして、自らの身入りを確保し、公益法人になる…
そんな、彼らの「保身」しか考えていないように思う運営ばかりが先に立っている。

開幕当初のJ観客平均年齢は約20歳、20年後の今は…約40歳。
結局、観客層が変わってない、いや、客自体もそれほど大きな入れ替わりがないんじゃないのかな?
よく言えば「成熟」とも言えるけど、そうじゃない気がする。
いや、熟しすぎて、血の入れ替えができていない…
体でいえば、血栓寸前かもしれないよ。

確かに、若い子達も育ってる。
でも、もっといてもいいはず。
平均年齢が上がる一方で、下がらないのは、各クラブの営業方法もあるけど、試合日程とか、もっと大きな根本を変えないと増えない気がするね。
代理店スポーツ局本位のスポンサーやテレビ局ありきの今のメディア戦略が、未だに新規ファン層を取り込めてないし、代理店がリーグのために働くとすれば、今ある仕事(メディア戦略)ではなく、それこそもっとダイナミックな展開を期待したい。

まぁ、スタジアムを複合型施設にするとか、箱モノ発想ばかりで、果たしてそれが根本の解決になるかはものすごく懐疑的だけど、本気でクラブによるスタジアム運営を考えるなら、例えば、スタジアムのある街作り全体を広告代理店とディベロッパーが一緒になって開発するとか、地域行政や公共団体と協会やリーグ、クラブとのパイプをもっと広げていくとか…

それこそ、代理店は政治にも関わっているわけだから、政治力でW杯を引っ張れるくらいなら、そのためのスタジアム整備とか…
協会やリーグも、せっかく電通や博報堂グループという世界的にも名の通った大手の広告代理店を使うなら、変にリーグや教会の仕事させるんじゃなくて、協会やリーグ・クラブが持っていない、「そういう部分」をもっと引き出した方がいいと思う。
だって、彼らがいくら頑張っても客が増やせなかったんだから…苦笑。

長くなってしまったけど、この辺で。






サッカービジネスの基礎知識―「Jリーグ」の経営戦略とマネジメントサッカービジネスの基礎知識―「Jリーグ」の経営戦略とマネジメント
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◇商圏、密着か拡大か

ガンバ大阪の選手が小学校を訪れ、児童とミニゲームを楽しみ、一緒に給食を食べる。
03年に始まった「ホームタウンふれあい活動」。
交流した児童は延べ18万5000人に上る。

ガ大阪は大阪府を活動地域とするが、04年には本拠地の万博記念競技場がある吹田と周辺の茨木、高槻の計3市を「重点市」と定めた(06年には豊中市も加入)。
前述のふれあい活動も重点4市を中心に展開している。

野呂輝久副社長いわく「サッカーは超不確実な事業」。
天候やクラブの強弱で観客数が大きく増減するためだ。
その中で重点市に絞って地域密着を深めることは、経営面でもプラスに作用する可能性を秘める。
野呂副社長は「徒歩や自転車で来られる人が(観客の)半分もいたら、安定する。不確実を確実にするのはホームタウンだと思う」と戦略を語る。

重点4市の人口は計138万人に上る。
ガ大阪は14年度内に現在の倍近い最大4万人収容の新スタジアムが完成する予定だが、関係者は「(重点市の)50人に1人が来たら、約2万8000人になる」と計算する。
クラブとファンの距離の近さが、安定した集客の鍵と見込んでいる。


■観光協会と連携

一方、商圏を広げて浮上を狙うクラブもある。
財政難に苦しむギラヴァンツ北九州はJ2に昇格した10年度から、横手敏夫社長らがホームタウンの北九州市だけでなく、隣接する京築地区(2市5町)や遠賀中間地区(1市4町)などの首長を訪問。
マッチデースポンサーなどを募った。

かつて人口100万人を超えた製造業の街・北九州市の人口は、鉄冷えとともに減少し、一時期97万人を割った。
だが隣接地域を含めれば140万人に達する。
クラブはホームタウンでの宣伝活動を核としつつ、周辺地域も「フレンドリータウン」と呼んで巻き込み、市町役場にポスターを張って集客を図る。横手社長は「市民クラブで身の丈経営だが、マーケット環境に恵まれ、可能性はある。“広く薄く”応援してもらう」ともくろむ。

J2のザスパ草津も、来季からチームの名称を「ザスパクサツ群馬」に変更すると発表した。
草津のホームタウンは元々「草津町、前橋市を中心とする全県」だが、実際は「草津町のクラブ」の印象が強く、商圏も広がらない。
「草津を捨てるのか」と批判的な意見もある中での決断だった。

効果は早速出ている。
本拠地の正田醤油スタジアム群馬(前橋市)では今春から、各入場ゲートに県内の温泉の愛称を付けた。
ゲートは伊香保、四万、水上などの県内温泉の広告を兼ねており、各観光協会などが出資した。
観光協会は地元行政と結びつきが強く、そこを窓口に支援を拡大したい思惑もある。

ホームタウンはJリーグの「地域密着」の理念を具現化する場であり、重要なマーケットという側面もある。
ただ、マーケットはホームタウンの外にも存在する。
どこに経営の活路を見いだすのか。
各クラブの模索は続く。



そもそも、「地域密着=ホームタウン」って概念になってしまいがちだけど、本当にそうなのだろうか?
俺は機会があって、何度か浦和のフロントの方々と個別のイベントなどを通して、この件について話した事がある。
今、浦和のフロントは「ホームタウン=さいたま市旧浦和地区」という概念だ。
ただ、考えてみてもらいたい。
現実問題として、旧浦和市内を盛り上げることが最重要課題であることは理解できるが、それだけでいいのだろうか?

俺は、決してそれだけでいいとは思わない。
確かに、2万人のスタジアムを満員にするなら、人口とスタジアムの器の大きさの関係では旧浦和市内を盛り上げているだけで丁度良かったのだろう。
しかし、今は違う。
器は5万・6万を収容できるようになったのだ。
そう、単純に言えば、旧浦和を盛り上げるだけでは全く数が足りないのだ。
そればかりか、人の流れという問題において、浦和は駒場からサイスタに舞台を移した時に、何の取り組みもしてこなかったために、浦和中心部においても一時の盛り上がりは完全に消えている。
実際に、駒場からサイスタに器を移してから、人の流れは浦和中心部から、むしろ、川口・越谷の方に比重が置かれた感はある。

旧浦和市内を盛り上げることが優先事項であり最重要であることは否定しない。
それを取り戻そうとするサポーター有志の活動もあるし、俺もそれに参加している。
川口市民の俺がその活動に参加している理由…
それは、旧浦和市地域をどう再生していくのかをこの目で見たかったからだ。
そして、それを何とか他の街に繋げていけないか?
なぜなら、先ほども述べたが、旧浦和を盛り上げるだけでは全く足りないと思っているからだ。
いや、本心は自分の住んでいる街が、せっかく浦和のホームスタジアムであるサイスタと間近な距離にあるのに、全く盛り上がりに欠けていること、そして、川口市が「レッズ応援宣言」をしたのに、全く中途半端な取り組みをして、何をしようとしているのか分からないジレンマ。

間近で見ていて感じるのは、どこの街でも「プロスポーツが地元に来れば勝手に利益を運んできてくれる」と思っている事業主の待ちの姿勢。
それに対して、クラブがどう答えて行くかが大事なのに、浦和のフロントは口先ばかりで何も動きが見えてこない。
それどころか、シャチョさんからすれば「向こうが勝手に応援してくれているのだから…」的な回答が返ってきて面食らったのだが。
それに呼応したのか、クラブ社員からも、「クラブとサポで一緒に育てる…」などという、悠長な言葉がでてくるのには驚いた。
彼らの姿勢にはサービス業としての志は微塵も感じられなかった。
確かに、スタジアム内でのことはクラブとサポで作ることが一番いいのかもしれない。
しかし、集客に関しては、一番考えて動かなくてはならないのはフロントである。
そこを考え違いしているうちは、街とクラブとの信頼関係は、一向に上がらないと思う。





FC町田ゼルビアの美学: Jリーグ昇格を勝ち取った市民クラブの挑戦FC町田ゼルビアの美学: Jリーグ昇格を勝ち取った市民クラブの挑戦
(2012/03/23)
佐藤 拓也

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