浦和に関するネタを中心に、サッカーネタやコラムを書き綴ってます。
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【フィンケ監督・コメント】

まず、一番最初のシーズンでの皆さんとの共同作業に関して感謝したいと思います。
今年、さまざまなことが起きましたが、来年以降もぜひ、一緒にとてもいい形での仕事をしていきたいと思っていますし、皆さんもよいお年を迎えることができることを願っています。

【フィンケ監督・インタビュー】

【今シーズンを振り返って手応えを感じた部分、ここはちょっとできなかったという課題の点を教えていただきたいんですが】

まず根本的に、とても大切なことは、私たちの今年からやり始めた新しい仕事の進め方、やり方を選手たちが実践したことです。
それからピッチ上のことに関して言えば、ボールオリエンテッドなプレースタイルというものを選手たちが実践したこと、これがとても大切なことでした。
今年できたことというのは来年に向けての土台になると思いますし、実際にとても大切な最初のステップを踏むことができたので、来年、次のステップを踏むことができると確信しています。
そして来シーズンに向けてですが、来シーズンのスタメンに関して言えば、今年とは違う新たな顔を見ることができるでしょう。
場合によっては2人、3人のまったく新しい顔がスタメンの選手として試合に出場するかもしれません。
そうすればここ2年間の間で、主力として出ることができる、5、6人の選手が入れ替わったということになります。
そしてこのような改革、変革を行なうときには、そのことについてよくないと思っている人間が出てくるのも自然のことだと思います。
実際にこの改革を進めていることについて大半の方々はこれはとてもいいことだと、将来のためになることだと理解して、このことを進めているわけですが、一部の外部の方もそうかもしれませんし、場合によっては一部の選手もこの変革が正しくない、これは自分の求めていることとは違うという風に感じて、自分に対してのその変革によって得られるメリットがまったくないじゃないかと感じている選手もいました。
しかし、私は今年になってあることを感じ取ることができました。
それは、大半のサポーターが、この難しい道が正しい道であり、将来のために必要であるということを理解してくれているということです。
これは私にとても大きな力を与えてくれましたし、本当に感謝していることでもあります。

【課題という部分ではどんな点が?】

すべてのポジションにおいて、新しいプレースタイルをさらに効果的な形で、実践していかなくてはなりません。
なぜならば、今年、あくまで効果的、効率的という部分で足りなかったところがあったのが事実だからです。
ただしこれはひとつの変革が行われるときには当たり前のことです。

【もう少し具体的に教えてください】

これは私たちだけではなく、世界中のクラブに言えることです。
一つの新しい改革を進めるとき、やはりまず最初に効果的なプレーというのはなかなかできなくなるものです。
新しいプレースタイルを実践するために、多くの選手たちが努力をして、できる限りのことをしようとするわけですが、それが短期的にすぐ結果に結びつくとは限りません。
本当の意味で優れた、成熟したチームというのは、ほんのわずかな機会から、とても優れた結果を残すことができます。
そのようなことができるためには、しっかりとしたチームとしての成熟化を進めていかなければなりませんし、そのためには時間も必要です。

【ちょっと今年の総括からは外れますが、来年、1月6日に代表戦が入ってきそうだということで、早ければ1月2日に代表に選ばれた選手は始動することになって、そこで、もしかしたらU-20の選手が出るかもしれないという話がありますが、イエメン戦に選手が招集されるとなると、レッズからもかなり代表選手が選出されると予想されますが、それによって来年の始動に関して影響する部分がありますか?】

自分は、そのことに関して、とてもポジティブに考えています。
もちろん、私はそのときにどの選手が招集されるかということに関する情報をすでに入手しています。
彼らが招集されることに関して私はまったく問題も感じていません。
逆に、彼らにとってはとても大きなモチベーションになると思います。

【先ほど、成熟が必要だということをお話になりましたけど、今年、理想とするサッカーがどのくらいできて、さらにその成熟ということに関しては、来年には成熟するのか、どのくらいの時期が必要だと考えているのか?】

私たち監督の仕事としては、一つの方向性をしっかりと打ち出すことがとても大切な要素だと考えています。
昨日の試合で勝利を収めることができたから今日は楽な練習をしようとか、昨日の試合で敗戦を喫してしまったから今日の練習はとてもハードにやろうとか、そういうやり方ではありません。
私たちはしっかりとした計画性を持って、一つの方向性を打ち出して、選手たちとともにこの道を進んでいくわけです。
これが私たちがやらなくてはいけない仕事ですし、実際にこのような形で、仕事を進めていくことに関して、大きな喜びも感じることができます。
今年やってきたことは来年もしっかりと計画性を持って進めていこうと考えていますし、ここで方向性がぶれる、もしくは偶然という要素に任せるということはあってはなりません。

【来シーズンの浦和レッズのサッカーを観るために、参考におうかがいしたいのですが、監督が考える世界標準のサッカーというのは、どう考えていますか?】

ここ10年間、ヨーロッパのサッカーにはとても大きな変化というのがありました。
1つめは、守備陣でのリベロという存在がいっさいなくなったこと。
そして大きな自由を与えられた10番という選手がなくなったことです。
このようなヨーロッパで既に行われた根本的なプレースタイルの変革というものを、私はまず最初にここでも導入したわけです、ボールオリエンテッドなサッカーを。
しかし、だからといって必ずしも、このようなプレースタイルが攻撃的なサッカーだとは限りません。
ボールオリエンテッドなプレーというのは必ずしも、攻撃的サッカーを示しているわけではなくて、攻撃のとき、守備のとき、切り替えのときに自分たちがどのようにボールを中心として動くかを指しているわけです。
ですので、このプレースタイルを実践しながら、攻撃的なサッカー、それからある程度、管理されたサッカー、それから守備的なサッカーをすることもできます。

【来シーズンの、監督の中での具体的な目標みたいなものはありますか。たとえば勝ち点とか、ランキングとか】

やはり、1つのクラブの目標を設定するときには、どのような形で選手の補強をすることができたか、それからどのような選手がクラブを去ったか、ということも大きな大切な要素になってきます。
ですからそのことに関しましては、クラブともう一度、話し合いがありますし、正式な発表は私ではなく、クラブの方から行なうことになると思います。

【来年に関してはもちろん補強の結果を見て戦い方を決めると思いますけど、今年1年改革というか、変化を定着するためにやってきたと思います。来年はいわゆる「土台づくり」をさらに続けていくのか、それとももう少し結果を求めるようにしていくのか、どっちの方向性を取るのでしょうか?】

サッカーでは2つのやり方があります。
1つめは、自らのプレースタイルを考案し、それを自主的、主体的に実践すること。
積極的な、計画性をもってチーム作りを行い、自分たちのプレースタイルを試合ごとに実践していく。
そして自主的に、主体的に動くことによって、勝利を収めようとすること、これが1つのやり方です。
もう1つのやり方は、優れた個を持った、とにかくレベルの高い選手たちを集めて、彼らを同時にピッチに送り出し、相手チームがミスをするのを待って、相手がミスをすればそれを突いてこちらが勝利を収めることができるという、あくまで相手に対して対応するチーム作りです。
私は前者のやり方を実践する者です。
自分たちが自主的に動いて、ゲームを組み立てて、主体的なサッカーをして勝利を収められるように努力をしていく。
このプレースタイルを長く実践すればするほど、とても優れた順位を残せる可能性が高くなるのです。

【今年1年間日本で仕事をして、日本のサッカーとJリーグ全体にはどんな印象を持たれましたか?】

本当の意味で自らの視野を広げるという意味でも、非常に貴重な体験をすることができたと考えています。
ポジティブなことを言うとすれば、選手たちの練習に向けての姿勢、向上心、それからしっかりとした技術力、そしてその技術力をチームのために生かそうと努力をする姿勢、それらのものが非常にポジティブなものだと私は感じました。
それ以外にも、私がこれまで知っていたヨーロッパとは大きく違ったこともありましたし、これらすべてが非常に貴重な経験でした。

【とくにヨーロッパとの違いを感じたところはなんでしょうか?】

私は今、日本に来ているわけですが、日本では少なくとも私が今まで知っていたような感覚での、サッカーに対しての感覚というものが、それほど存在していないと感じます。
それには文化的なものや教育的な背景も関わっていると思います。
そして別の意味でのサッカーの楽しみ方があるということを、日本で私は経験することができましたし、非常に興味深いことだと思います。
ヨーロッパでは、スタジアムに行く観客は必ず、少なくとも子供のころには自らサッカーをしたことがある、サッカーを経験したことがある人ばかりです。
これはやはり、とても大きな違いだと思います。
1つのサッカーの試合を見るときに、ピッチ上で何が起きているかを理解するときに、やはり自らプレーしたことがあるとないとでは、とても大きな違いがあるからです。

【逆に日本のクラブチームを経験されて、ドイツのブンデスリーガですとか、あるいはドイツ代表チームに対して、見方が変わった点だったり、見直した点だったりはあったりしますか?】

もちろん国際的な経験を得ることによって、視野を広げることができる、それによって新しい発見があるのは事実だと思います。
ただしこれは、とても気を付けた形でここで発言をしたいのですが、日本のクラブに関しても言えることではないでしょうか。
さらに外国籍選手の枠を広げて、さまざまな文化からの影響を及ぼすことができるような環境を整えるべきではないでしょうか。
やはり違う文化から学べることはたくさんあるわけです。
そしていろんな人間が集まれば、それぞれお互いに影響をし合うことによって、さらに成長することができるのではないでしょうか。
ドイツ・ブンデスリーガでは外国籍枠というものが存在しないわけですし、もちろんこれが正しいかどうかは別として、あくまで他の国からやって来た人間、考え方、それから文化などから、さまざまなことを学ぶということに関して言えば、もう少しドアを開いた方がいいのではないかということを私は感じます。

【来シーズンはワールドカップイヤーでもあります。選手たちのモチベーションだったり、コンセントレーションを保つのは非常に難しいのではないかと思いますが、監督ご自身もドイツ代表に対して、そういった意味ではモチベーションだったりコンセントレーションであったりを保つことが難しくなったりするのではないかと思うのですが、いかがですか?】

現在のドイツ代表選手に関して言えば、少し状況は違うと思います。
なぜならヨーロッパと日本、これはもちろん一部のヨーロッパ外の国々にも言えることでありますが、やはり日程の組み方がすべて違うわけです。
代表の方に何度召集されるか、それから代表が何度合宿をすることができるか、代表が何度の親善試合を企画することができるか、ということに関しましては、ヨーロッパと日本では大きな違いがありますので、そう簡単に比較することはできないと思っています。
ただしこれはあくまで批判というわけではなくて、違いがあるということをお話ししたいだけです。

【選手が今年解散した日に、それぞれの選手に対して練習メニューを渡したということですけれども、それぞれによって違うと思いますが、来年の始動日に共通して選手たちに求めることはありますか?】

来年の準備期間の最初の3日間で、再び体力測定を行ないます。
そして体力測定ですべてのことが見えてきますし、選手たちも嘘を語ることはできません。
なぜならば、その結果によって選手たちが5週間何もしなかったのか、それともしっかりとしたメニューをこなしたのかが、すべて数字で証明されてしまうからです。
それぞれの選手たちには、練習をしっかりとこなすために必要なメニューと道具などをすべて渡しているわけですし、それぞれの選手たちは何をしなければならないかということを理解していると思います。
そのメニューというのは、それぞれ選手たちの体力測定の結果に基づいて出来上がったものですし、ハートレート(心拍計)なども渡していますので、彼らがしっかりとした姿勢を持って準備してくれることを願っています。

【来シーズンに向けての補強のポイントはどこと考えていらっしゃるかということと、来シーズンの始動日と1次キャンプ、2次キャンプについてはどのように考えてらっしゃいますか?】

さまざまな日程のことに関しましては、クラブが正式に発表すると思います。
来年のチーム作りに向けていくつかの補強しなければならないポイントがありました。
私にとって、とても大切だったのは、クリエイティビティを持ち、創造力溢れるプレーをすることができ、そして同時に、ゴールを決めることができる左利きの選手を獲得することでした。
ですので、今日、柏木陽介が私たちのクラブと正式に契約を交わしたことに関して、とても大きな喜びを感じています。
そして守備陣に関しましても、現在いくつかの補強に関してのプランが進んでいます。
新しい顔が入ってくること、新しい選手が入ってくることは、チーム全体にとてもいい影響を与えるものだと思います。
来年再び新たな2人、もしくは3人の選手が先発出場を果たすことができるようになれば、ここ2年間で5~6人の主力レベルの選手が入れ替わったということになりますし、それは将来に向けてのチーム作りとしてはとても大切なことになります。
それからもう1人の、『新加入選手』についても忘れてはなりません。
もう皆さんすでにご存じの堤(俊輔)です。
彼は非常に優れた能力を持っていますし、将来性もあります。
そして守備では、複数のポジションでプレーすることができる、例えば両サイドバックのポジションでプレーすることができる、優れた選手です。
それから、外国籍選手枠もまだ余っていますので、これもぜひ活用したいと考えています。
またもう1人、外国人でも活用することができる育成枠というものもまだ残っていますので、2人目のC契約というものを利用して1人の選手を新たに獲得したいと考えています。

【アジア枠についてはどうされますか?】

現時点での私たちのチーム構成の計画としましては、もしそのアジア枠を使うとすれば(来年の)7月になると思います。


今回は今年最後のインタビューとあって、内容が盛りだくさんです。
なので、内容を一部割愛させて頂きました、ご容赦下さい。
さて、内容的には今シーズンを振り返ってと来季に向けてという感じです。
俺が今年、気になったのはフィンケが「昨年のチームを引き継いで…」というフレーズをシーズン中に何度も使っていたことです。
今年のチームはフィンケの中では「テスト」だったのでしょうか?
そして、フロントもある部分ではそれを了解済みで、育成を基本にした「基礎からのチームの立て直し」を図っていたのでしょうか?
その辺をきちんとしておかなければ、フィンケは来季、結果ばかりを求められて矢面に立たされそうな気がします。
長期的な視野を踏まえた中でのクラブの「改革」を選手・サポがどう捉えているのか?
そこをクラブがきちんと説明しなければ、また迷走ロードに入り込んでしまいますよ。汗
なので、来季は「具体的な目標」を公表してシーズンに臨んで欲しいと思います。
俺個人としては内容的には今年のサッカー(戦術)を更に昇華させ、結果的にはリーグ3位以内を何とか獲得して欲しいと思います。(タイトルを公約にするには正直、まだ厳しいかな…と)
あと、マスコミは何故か浦和がタイトルを目指すのは当然…という雰囲気を醸し出していますが、犬飼さんの影響でも受けちゃったのでしょうかw?爆
何度も言っているように、マスコミさんが望んでいる「常勝軍団」を作るためにその下地作りをしているのが現状です。
昨年の今頃~シーズン前に掛けて、みなさん何て言ってました?
それを思い出してみたらいいと思います。
確かに、結果を求める気持ちは理解できるけど、08シーズンで「今のままではダメ」と判断を下して、一気に壊して作り変えると決めた訳で。
勝つ事を求める方は、育成しながら勝つ事ばかりをいいますが、実は戦術も変えてるんですよね。
戦術変えるって事は1・2年でどうこうなるものではなく…
クラブも軽い気持ちで考えてたのかな?と思う節はある訳で。
育成だけでも大変なのに、戦術まで一緒に変えてしまうのだから本当に『大手術』ですね。
ただ、そんな中でも来季からは結果は問われるべきで。
とはいえ「結果」をどこまで問うべきか?とも思うのです。
俺はチームとしての「進化」が見られたかどうかだと思います。
要は、見る側もプレーする側も期待の持てるチーム作りができていればいいのですが…
とにかく、この改革を来季も進めて行くということなので、目標に向かって一歩ずつ前に進んで行って欲しいと思いす。


追伸:なお、記事の内容を確認したい方は、下記のURLよりお願いします。

http://www.urawa-reds.co.jp/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=5346

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2009年12月5日(土)埼玉スタジアム 入場者数:53,783人

浦和レッズ0-1(前半0-0)鹿島アントラーズ

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【フィンケ監督・コメント】

今日の試合は、選手たちにとってもそうですが、特に私たちのファン・サポーターにとって、とても申し訳ない結果になってしまいました。
しかし、ここで私はもう一度はっきりと言いたいと思います。
それは、3連覇を果たした鹿島アントラーズに対して、しっかりと『おめでとう』という言葉を送りたいということです。
彼らはやはり3連覇という素晴らしい結果を残したわけですし、それは実力のある証拠です。
そして3年間もの間、しっかりとしたプレースタイルの哲学を持って仕事をして来たという、その証だと思います。
監督として言えば、今日の試合の内容というものは一切悪くないものであったと私は思っています。
実際に私たちの方が、たくさんの得点チャンスを作り出していたわけですし、少なくとも鹿島アントラーズと同等のレベルでプレーができるということを今日の試合で示すことができていました。
今日の私たちのプレーもそうですし、特に『戦う姿勢』というものは素晴らしいものがあったと思います。
そして最後の最後、試合の終了間際まで私たちは相手の陣地まで攻め込んでいたわけですし、何とかしてゴールを生み出そうと全員がしっかりとした強い意志を持って戦っていたと思います。
しかし、最後の時点で部分的に、幸運というものが足りないところがあったのではないかと思います。
実際に今年に入りまして、とても多くのことが変わりました。
やはり改革の年ということで、私達はさまざまなことを変革してきたわけです。
例えば、毎日の練習の仕方、それから私たちのプレースタイルの転換など、とても多くのことをどんどん変えていきました。
もちろん、これだけさまざまなことを変革していきますと、とても困難な時期が訪れることはよくあることです。
しかし、私たちは今年、とても多くのステップを踏むことができ、確実に前進しています。
実際に、プレースタイルは昨年とまったく違うものを皆さんにもお見せすることができましたし、来年以降に向けて、そして将来に向けて、とても大切な『土台』というものを、私たちは作り上げることができたと考えています。
もちろん、さまざまな改革を進めていきながら、同時にとても優れた結果を残したいということはよく分かりますが、とても長いサッカーの歴史、そしてこの長い歴史から生まれた、ある程度の常識という部分から言えば、とてもこれは困難であることは皆さんも既にお分かりであると思います。
もちろん、私たちもできる限り早く結果を残したいという考えもありました。
しかし、今、私たちは将来のためにこの正しい道を進んでいるわけです。
そして近い将来私たちは再び、優れた結果を残すことができるようになることでしょう。
私たちはそのための変革を行なってきたわけです。
私たちの今年のチームは、ほぼ昨年のチームを引き継いだものでした。
そして今日の試合でもそうですが、多くの選手たちが昨年も試合に出ていたわけです。
しかし私たちは昨年とはまったく違うサッカーを実践することができていました。
そして世界中を見渡しても、とても高いレベルで実践されている、ボールオリエンテッドなサッカーというものを導入することができましたし、多くの選手たちがそれをここで実践することができました。
将来に向けてのさまざまな改革を、私たちは今年進めることができました。
来年に関しましては、いくつかの選手の入れ替えというものが必ず起きるわけですが、来年私たちはさらにこの道を進んで、さらに大きなステップを踏むことができるようになると考えています。
とてもたくさんの仕事がまだまだあるわけですが、それでも私はとても大きな喜びを感じていますし、来年以降の仕事に関しても、とても楽しみにしています。

【フィンケ監督インタビュー】

【今年の開幕戦が鹿島戦でした。そして今日また鹿島戦で、その2つの試合の違いが、今年のレッズの進歩と、それからもう1つ、来年やらなきゃいけないところが明らかになっていると思いますけれども、それについてお話ししていただけますか?】

鹿島アントラーズのチームに関しては、やはり数年間にわたって、彼らがしっかりとした哲学を持って、同じようなサッカーを実践してきたというのがよく分かります。
それによって彼らは非常に効率がいいサッカーを実践しています。
それほど多くの得点チャンスを作り出さなくても、しっかりとそれをゴールに結び付けることができています。
やはり私たちのように、ちょうど今変革をして、新しいチームを作り出そうとしているチームとは違うわけです。
もちろん、私たちのチームは非常に努力をして、そしてたくさんの得点シーン、得点チャンスを作り出していました。
しかし、残念ながらまだ決定力というところにまだまだ改善すべきところがありまして、多くの得点チャンスを実際に結果に結び付けることができていなかったわけです。
ここに大きな違いがあります。
やはり、数年間の同じ哲学に基づいてサッカーをしてきたチームというのは、やはり自分たちの哲学に対する自信というものを持っているわけです。
そうすれば彼らは、少ない決定機を実際にゴールに結び付けて、結果として出すことができます。

【先ほど、今シーズンのレッズのことを考える上で非常に大事なキーワードがあったと思います。「困難な時期を迎えたこともあった」という、この「困難な時期」というのは、これは多分結果のことを言っておられるわけだと思いますけれども、これがどうして起きたのかということを、短くまとめていただければと思うんですが】

とても短く私はお話ししたいと思います(笑)。
多くのことにつきましては、公の場所でお話しすることはできません。
ですので、とても大切なことにつきましては、やはり直接、ドアの後ろで、選手たちと直接話し合いたいと思います。
実際に私も今まで、チームについて、特に批判的なことについて話をするときには、メディアの方を通してではなくて、直接選手たちと話をするようにしてきました。
4つの目、あるいは6つの目の中で、さまざまなことをはっきりと述べていたわけです。
ただし、実際に私がここにきてからさまざまな変革があったことは事実だと思いますし、実際にとても大きなこと、そしてさまざまなことが変わってきたこと、急速に変わっていったことによって、ピッチに立った選手たち、それからチームにとってもそう簡単な時期ではなかったということは、皆さんもご想像できることだと思います。
なぜなら、集中力を最も大切なピッチの上での仕事に向ける事が、場合によってはそう簡単ではなかった時期もあったからです。
しかし、私たちはとてもたくさんのサポートを得ることができましたし、特にクラブの中からもとてもよい形のサポートを得ることができました。
私たちは来年もこの道を進んでいきたいと考えていますし、来年もさらにいい形での次のステップを踏むことができるのを確信しています。
そして私にとって大切なのは火曜日(8日)に、選手たちそれぞれにオフのメニューが配られるということです。
そしてそのオフのメニューは、すべての選手に対して同じメニューを出すわけではありません。
それぞれの体の状況によって、すべて計算されたオフのメニューをそれぞれの選手に配ることになります。
そして来年、私たちが準備期間を始めるときには再び体力測定を行います。
その結果で、それぞれの選手たちが、オフの間での宿題をしっかりとしてきたかどうかが見えてくるわけですが、そこで選手たちがしっかりとした仕事をしてくるということが、来年に向けての、そして来年優れた形での仕事をするための一つの土台になると考えています。

【先ほど「将来のための道を進んでいく」とおっしゃいましたが、フィンケ監督が考えるその道のゴールに対して、今どのあたりを歩いているとお考えですか?】

私たちの目標というのが、自分たちのプレースタイル、自分たちのサッカーのゲームの進め方を、毎週毎週試合で実践していく、貫いていくということです。
実際に鹿島アントラーズがとても優れた例であるわけですが、彼らは数年間同じような、そして自らの哲学を実際にプレースタイルに反映させていることによって、毎回毎回相手の出方によって、対応するようなチームではなく、自らのしっかりとした哲学を持って、プレースタイルを実践していました。
このようなことを継続的に行っていくとリーグを代表するチームになり、タイトルを奪うことが出来るようになるのです。毎回毎回、相手の出方によってこちらの対応を変えるのではなくて、自分たちの哲学、そして自分たちのプレースタイルがあって、それを実践していくことが大切です。
来シーズンに関して言えば、今年よりさらに優れた形で、これを、つまり自らのプレースタイルを貫く、ということを実践することを私は求めています。
もちろん今年は、一時的にまったく結果が出なかった時期、厳しい時期もありましたが、それでも私たちはとてもいい形でこの道を進んできたわけですし、来年もこの目標に向けて、この道を進んでいきます。
そうすれば結果もついてきますから。

【試合雑感】

まずは、お疲れ様でした。
そして、皆さん1年間お疲れ様でした。
浦和レッズはこれから長いオフに入りますが、また3カ月後には来シーズンが始まります。
それまでにチームもクラブも、あらゆる面での今年の総括を行って頂き、来シーズンに向けてのスタートを切って欲しいと思います。
間違った総括ではなく、正しい総括を!
さて、この試合…
鹿が勝てばリーグ優勝が懸っており、浦和としてもチーム・クラブ全体がそれを阻止したい、少なくとも浦和が勝ちたいという気持ちは見受けられました。
前半は0-0というスコアで途中攻め込まれるシーンがあったものの、プレーの形的には悪くなかった。
ただ、気になったのは、元気のところでボールが収まっていなかったこと。
スコアが動いていない以上、選手をいじれないのは分かるが、後半の頭からロビーでも良かったと感じた。
それと、前半終了時には川崎が3点リードが伝えられ、後半開始からは鹿の方が固くなっていたようにも感じた。
ただ、フィンケの言うように彼らは我々に対して形を持っており、徹底的にリアクションで攻めてきた。
(一部では鹿のサッカーをポゼッションと言う方もいるが、少なくとも浦和に対しては到底そう呼ぶことはできないサッカーをしている)
先制された場面は、中盤で小笠原にボールを奪われ、内田に回され、右からの内田の早いクロスに興絽が頭で合わせた。
この場面も、対応が遅れて、結果、興絽と丸木(マルキーニョス)の二人をツボが対応する羽目になり(暢久は明らかに対応が遅れていた)、興絽への対応が遅れて前に入られ万事休す。
今シーズンの負けゲームを象徴する試合でした。
要は、中盤でのダイナミズムを失ったスキを突かれた形…
鹿のここぞという時の連続攻撃はやはり「強さ」の証明なのか。

俺自身は浦和と鹿の違いは「伝統」に裏付けられた「自信」と「チームリーダーの有無」だったと思う。
今の浦和には「チームリーダーは不在」。
だからチーム全体が機能していない。
伝統も歴史が長いだけで、その歴史が邪魔をしたのか?
クラブの「屋台骨の無さ」も露呈。
こんなクラブやチームが勝てる訳が無い。
今年から「改革」の名の下に、フィンケサッカーがスタートしたが、その屋台骨をやっと作り始めたところだ。
今年は4-2-3-1という形のフォーメ-ションで戦ったが、実際に選手層や得点力を考えると、シンプルにで4-4-2の方が理にかなっている気がする。
エジ・タカ・達也を機能的に使うにもその方がいいと思うし。
やはり、現状のタカと達也の使い方はやはり???な気がする。
この二人がセンタ-リングを上げるような役目ではないと思うし、むしろ、前を向いて裏を突く動きをして欲しい。
そこに連動して、MFが絡んでくると更に厚みの出る攻撃が期待できるし、実際にそうなった時に得点しているケースが多い。
そう考えると、ポジションチェンジは元より、選手自らがフォーメーションチェンジを試合の中で行えるような、大胆な発想も必要かもしれない。
守備についても、結局はラインを上げた裏を突かれるので、その前のチェックが必要。
とにかく、守備の破たんは3-5-2のシステムに慣れ親しみ過ぎて、4バックシステムへの移行が上手く行っていなかったのと、ポジションごとでの守備の受け渡しを失敗した時に起きており、その辺をもっとシンプルにする必要があると思う。
とにかく、今年を土台だとするなら来年は更に肉付けしながらある程度の結果を求めて行く年になると思う。
当然、タイトルを狙う事にもなるだろうし、最低限の目標ラインをACL出場に設定したのだろう。

最後に思う事…
とにかく、チーム内での「コミュニケーション」を大事にして欲しいと思う。
プレーの土台云々の話しをしたけど、それ以前にコミュニケーションが築けているのかが問題。
それが無ければ信頼関係など築けるはずは無いしね。
信頼関係の無いチームに勝利など考えられません!
なので、まずは「コミュニケーション」から始めて下さい。
以上。

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【フィンケ監督・コメント】

シーズンの最後の試合というのは、もちろん特別なものです。
ここ2年間にわたってこの国の王者として君臨してきたチームが、私たちとの対戦でしっかりと勝利を収めることによって3連覇を狙っているのが現実の今の状況です。
もちろん、彼らにしてみれば勝利を収めることによって3連覇を確実なものにしたいと考えているでしょう。
その分、私たちにしてもとても興味深い試合になることは間違いありません。
今週の私たちの台所事情は、少し改善されてきました。
そして、これだけの人数がだんだんとそろってきましたので、私は部分的には『ジョブ・シェアリング』、いわゆる『仕事を分ける』ということも考えています。
今までよく先発で使われていた選手がベンチからスタートして試合の途中から投入されることになることも、十分考えられます。
明日の先発をまだ私は決めていません。
もちろん、おおよその考えはありますが、もう少しいくつか考えたいところもあります。
私は、最終的には今日の夜に、決断を下したいと考えています。
実際に前回の試合で、私たちは、たくさんの年上の選手をピッチに送り出していました。
もちろん若い選手が出場停止だったり、いくつかのケガがあったりしたこともあって、あのような状況になったわけですが、でも、次の試合に関しましては、多くの選手が使える状況になりました。
正しい年上と年下のバランスを見つけて、チームをピッチに送り出したいと思います。
鹿島は、昨日と今日の練習を非公開にしたと私は聞いています。
そして、プレスの方々、それから観客の皆さんの誰ひとり鹿島の練習を見ることができなかった、と。
やはり彼らにとってみても、3連覇を達成することは非常に魅力的な目標であり、そのためにはさまざまなことをやりたい、すべてのことをやって試合に臨みたいと考えているのでしょう。
そして、私たちが最後の試合にサポーターの方々にとても魅力的な、そして喜びを与えることができるような試合をしたいと考えています。

最終節…
俺が選手に言いたい事は一つだけ。

「我々が浦和レッズであるという事を、ピッチで証明して欲しい」

相手がどうとか関係ありませんよ、フィンケさん。
とにかく、勝つ事だけを考えてください。


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浦和サポの皆様へ 最終節・鹿戦について

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クルヴァから鹿戦に向けての連絡になります。

鹿戦テーマは・・・

「やるしかないだろ6万人」です。

最終戦にかける個々のサポの想いは様々。

目の前で優勝は見たくない。

鹿には勝ちたい。

HOME最終戦はなんとしてでも勝ちたい、等々。

その様々な気持ちを引き出してパワーに変える言葉が・・・


『やるしかないだろ6万人』。


今の浦和はある意味「浦和らしい」状況。

反骨精神たっぷりで『PRIDE OF URAWA』を見せ付けてやれ。

我々はこの方向で周りのサポを巻き込んでスタジアムの一体感を出したいと考えてます。

また、ゲート旗やエルフラ等の想いのこもったアイテムも持ってきて下さい。

選手入場時に各自思いのこもったアイテムを掲げて迎え入れましょう。

あと、一戦こんな時だから楽しんで行きましょう。



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