浦和に関するネタを中心に、サッカーネタやコラムを書き綴ってます。
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今、浦和サポの中では監督解任論が噴出している。
確かに、数字的に見て、リーグ7試合を消化して1勝4敗2分は、浦和というクラブの過去の歴史を見れば解任論が噴出してもおかしくない。
しかし、このような結果になる事はある程度、見越せた部分もある。

まず問いたいのは、目指すサッカーをより具体化できていない部分である。
「レッズスタイル」などというお題目と「ポゼッションを取ってボール保持率を高め、より攻撃的に優位に試合を進める」とあるが、それが「浦和のスタイル」だとしたら何の特色もない。
現代の攻撃サッカーにおいては、ある意味当たり前の目指す姿でもある。
「浦和」としての特色が無い限り「レッズスタイル」などという事は言って欲しくないし、むしろ、横文字一言で片付けようとする部分が当初から怪しかったのは確か。

そして、ペトロ就任に至る経緯もかなり不透明だ。
柱谷GM曰く、「ペトロビッチ新監督のサッカーを見た事はありませんが、強化部から情報は逐一入っております」との事。
そして、ペトロも「選手についてはフロントにすべて任せてある、フロントを信用する」「全てではないが浦和の試合はビデオでチェックしているから大丈夫」と根拠の無い自信というか回答。
そして、挙句の果てには「とにかく浦和で監督をしたかった、今の契約にも浦和から呼ばれたらすぐに行くとしてあった」とリップサービス?もたっぷり。
その上で二人とも「お互いに支え合ってチームを良くしていきたい」と。

新監督の戦術すら知らないGMと、どんな選手を獲得したのかチェックすらしていない監督…
GMはチームの継続性を声高に謳ったが、明らかにペトロの志向するオランダ式サッカーと、前監督が築いたコンビネーションサッカーは異質であると、ど素人の俺が見ても違いは明らかだった。
ここだけ見ても、ペトロ就任の経緯は???だったし、何故、彼を選んだのか…
ペトロと連絡を取っていたのは北野強化部長らしいが、そもそも、彼は継続性についてどう考えてペトロを推薦したのか知りたいくらいだ。
まさか、他に監督のなり手がいなかったという訳でもあるまい。
そういう部分で、クラブの出した命題に即した監督だったのかと言えば疑問が残るし、GMとどういう話で今回の人選を進めたのか、北野氏が全権委任されていたとするなら、それこそGMから戦術以上に選考過程で重視するものを求められたのだろうか?
全く摩訶不思議な人選としか言いようがない。
このように、各々が情報を共有し「それに基づいた判断」を下せない部分が浦和の病巣なのかもしれない。

ただ、それ以上に浦和の病巣は組織そのものからも知る事が出来る。
社長が変わるたびに、担当が変わり責任者すら変わっている。
業務部の人間が強化部に行き、強化部の人間がホームタウン推進部に移り、営業はスポンサーが取れないのをチームの成績のせいにしている…
そんな、たらい回しのような目に遭い、「自律」すらできない組織の社員に、何かを求める方が難しいのか?

ここで、自律について考えてみる。


「自律」…自分の価値観に基づいて自分で判断・選択・決断・行動できること。


そんな組織だから、チーム作りにも影響が出る。
簡単に言えば、「自立」っていうのは与えられた命題に対する答えは出せるが、『自律』してないと答えから命題を導けない。
もっというと、1+1=2は導けるが、答えが2になる計算式を導けないという事だ。

俺は、選手にもその影響が出ていると感じる。
それは、浦和というクラブ・チームに継続性が無いから、応用力が利かない…
毎年のように基礎から作り直している訳だから、それも理解できる。
そう、毎年、「1+1=?」を繰り返している訳だから、「2になる他の方法」を考える余裕すらないのだ。
 


俺は、今、サポの間で噴出している監督解任論も一定の理解はできる。
しかし、根本が変わらなければこのクラブは今のままの繰り返しだろうと思う。
例えば、フロントと一線を画す事の出来る強烈な個性を持った指揮官や、社長と対決できるくらいの意識を持ったGMが来れば少しは変わるかもしれない。
が、本当に必要なのは、浦和を理解し、浦和を変えたいという情熱を持ったTOPだと思う。

そういや、柏の御手洗社長は、JFL時代からのサッカーオタクで柏ゴール裏のサポだった事を日経で明らかにしたが、(ミヤチョが日経にまで進出した例の記事)そこまでではないにしても、やはり浦和を心底愛している人に社長をやって欲しいという気持ちはある。

ここ数年、浦和の観客離れもそういう部分に表れているんじゃないかと感じる。
クラブ・フロントから浦和に対する情熱が伝わって来ない…
結果ばかりに捉われてるから、結果が悪いと離れてしまう。
いや、結果以前に、クラブの骨格となる部分が抜けているのだから…

以前、このブログで浦和の事を「味の決まらないラーメン屋」と評した事があるが、客商売たるもの、暖簾だけ出していてもダメなのだ。
これぞ、「浦和の味」というものを持ってこそ、ライバルに勝つ事が出来るのだ。
今の浦和は今までの貯金をすべて使い果たして、暖簾すら見えなくなりつつある、「潰れかけのラーメン屋」だ。

潰れかけの店や企業が再生する道は簡単ではない。
しかし「思い切った行動」を最後まで「やり抜く」ことで新たな道が見えてくる事がある。
例えば、シャープが生き残るために一か八かの賭けに出た「液晶」は、今や飛ぶ鳥を落とす勢いで、世界のTOPシェアを誇っている。
そうやって、「思い切った改革」で会社が見事に蘇ったように、浦和も中途半端な形でなく思いきった「改革」を推し進めるしかない。

サイスタを買収するとか、名実ともに三菱自工支配からの脱却を目指して社名を「浦和レッズ㈱」にするとか、みんなに夢や希望を与えるプロジェクトをやらなければ何も変わらない気がする。
サイスタ外周の装飾を変えるなら、やったかやらないか分からない地味な装飾じゃなく、もっとド派手にやればいい。
SRとコラボ企画で試合の日に浦和美園からスタジアムに向けて真っ赤なロードを作るとか、レッズローズの宣伝も兼ねてバラを敷き詰めた道を作るとか…

とにかく、相手サポには「浦和の地に来た」と実感させるくらいの視覚効果とか、浦和サポからは「これから戦いだ!」と意識させるようなワクワク・ドキドキ感のある演出も必要じゃないかと。
ケイタリングも浦和にちなんだ逸品を必ず出させるとか、相手を食うという意味で相手の特産品を使った料理を必ず出させるとか…

こんなど素人でもいくらでもアイディアは出る。
まぁ、パクリもあるけどね。苦笑。
でも、浦和が好きだからいろいろ考えられるし、南広場だってスタンドの座席構成だって、駐車場からトイレ、シミスポの案内係の育成…まだまだ、改善の余地はいくらでもある。
そういうことを1つ1つ潰していくくらいの「すぐやる課」でも作ればいい。

とにかく、この組織は個々の社員が考えて動こうとしないし、自律できていない。
いつでもサポからの「受け身」だし、何かあると「ご協力下さい」と言うくせに、こちらの協力要請は聞かないという姿勢が染み渡っている。
そういう意味では、人間教育からしないとダメかな?

そういや、ウラマガで陽介が「浦和のユース上がりは礼儀がなってない」と直輝を叱ってたなぁ。
あれが、浦和を表す姿なのかもしれないとふと思った。
そう、クラブもチームも、いつまでも仲良しクラブじゃダメだ!って事だな。

自律する事が、このクラブの成長と繁栄に繋がるって事で…。


追伸:長文お読み頂き有難うございました!


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