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2011年11月19日(土) 埼玉スタジアム 入場者数:30,891人

浦和レッズ0-0(前半0-0)ベガルタ仙台




最高の結果ではなかったですが、最低限のものは出せたと思います。
選手たちは本当に最後まで走ってくれて、それが最低限の結果につながったと思っています。≪堀≫

【質疑応答】

【前半狙い通りだったということですが、チャンスはレッズのほうが多かったと思います。ただ、なかなか崩しきれないで、攻撃のスピードが上がらずに、横パスやバックパスも多かったという印象ですが、その辺りはあまり問題ではなかったと思いますか?】

仙台さんの守備の組織が非常に堅いという中で、逆に自分たちが悪いボールの失い方をして、カウンターを受けるというシーンを極力避けたかったということが一つあります。
それに対して有効な攻撃をするにはどうしたら良いかということで、バックパスや横パスというのが出てしまったと思っています。
それでも、僕は、自分たちでゲームをコントロールするということがすごく大切だと思っていて、それに対して選手たちは、しっかりやってくれたと思います。
多少、時間がかかった中で、最後のところ、相手が下がっているところでの攻撃はやはり難しくなるというのは分かっていますが、それでも何とかしようという気持ちは出ていました。
それと、今日は雨が降っていたことで、相手がしっかり守備を作っている前からのシュートも積極的に狙っていこうということを選手たちにも言っていて、そういったこともあって、相手の最後のところ、ディフェンスラインの背後まで入るシーンはあまり多くなかったかもしれないですが、シュートを打てば何が起こるか分からないので、そういった攻撃の姿勢は出せたと思います。


【今まで、アンカーの横のスペースを使われてしまうゲームがあったと思いますが、今日はそこをやられるシーンが少なかったように思います。どのような修正をされたのでしょうか?】

相手がそこを使ってくるかもしれないということを選手たちが理解して、それに対してのポジショニングをとったり、意識してきたところはあると思います。
今日でいえば、鈴木啓太の横のスペースを使われていたことが、僕の考えでは、そこを相手が有効に使っていたのか、ボールは入ったけどそれが有効だったのかというところは自分でもそんなに問題視していないところで、当然、そこが空いているということは分かった上でのプレーを選手たちがやれば、問題ないと考えています。


【今日は、ボールと人がしっかり動いていた。前の3人はドリブラーでボールを離さず、それで停滞してしまうという現象がずっとあったと思いますが?】

僕自身もそう思っている部分があって、先ほども答えたのですが、悪い失い方をしたくないということ、それに対して、選手たちはそこのところでの判断をしていかなくてはいけない。
ただ、彼らのドリブルというのも持ち味であって、そのドリブルを生かすために周りの人間が、どれだけそれを生かすためのランニングを入れられるかということが非常に重要であって、そういった意味で、ランニングした人間にボールが出ないことは、今日も何回もあったと思いますが、ランニングを入れることによって、そのドリブルっていうのも、やっても良いドリブルみたいなことになったんじゃないか、ということを僕自身は感じています。


●加藤順大選手
勝つのが一番だったけど、最低限の勝点1を取れたことは、こういう状況では非常に大きかったと思う。
チームコンセプトのなかで練習をやってきて、時間が空いたなかでトレーニングした成果が出たと思う。

Q:今日はポゼッションからじれることがなかったが?
今日は坪井さんがチームのバランスを整えて、啓太くんと坪井さんが声を出したり、経験を出したりしてチームがじれないようにしてくれた。


●エスクデロ セルヒオ選手

啓太さんがバランスよくセンターバックの間に入ったり、陽介が下がってきてくれたりしたのがサイドバックが高い位置を取れた要因だと思う。
うちには頭のいい選手がたくさんいるので、そういう選手のポジションを前に移して、サイドバックをフリーにしたり、サイドハーフや僕をフリーにしてくれているので僕らはやりやすい。
常に動き続けないといけないが、チームのためだと思えるし、自分の動きは何1つ無駄にはならないというのがわかっているので、何があっても動き続ける。


●柏木陽介選手

今日はよかったと思う。
俺とマルシオがDFラインに寄っていきながらサイドバックが高い位置にいく、本当はそれがずっとやりたかったけど、これまでなかなかできなかった。
練習で意識づけして、コンビネーションからシュートまでいくというのをやってきた。

Q:勝点1を取れたことについては?
すごい大きなことだと思う。
内容もよかったし、久々に清々しい。
勝った気分になっちゃっている部分もあるが、それは甲府が負けたという結果もあると思う。
次は自分たちの力で決定づけられればいい。
甲府どうこうじゃなくて、自分たちがどうあるべきかが一番大事。
今日出せたものを次も出すだけだと思う。

Q:バイタルエリアをあまり使われなかったが?
コンパクトに守備ができていた。
後半、グラウンドが悪くなってから放り込まれて使われるようになったが、今日はみんなが絞って、入ってきたところにいくというのができていた。
守備でがんばったからこそ、いい攻撃もできると思う。

Q:サイド攻撃もあったが?
野田、ヒラさんが高い位置を取ることで、元気、ウメが中でプレーできる。
ボールを受けたときに両方の選択肢があるから、もっといいプレーをしていかないといけない。
速いパスで1人置き去りにできる状況ができるので、そういう状況をもっと作っていかないといけない。
仙台が中を固めてきているのは分かっているから、うまく外を使えた。あとはフィニッシュの部分。


●平川忠亮選手

DFラインが回しているときにサイドバックが高い位置を取り、司や元気を中に入れるという形が何回かできたのはよかった。
自分たちがゲームをコントロールしながら、前半はいい試合ができた。
後半もそういうサッカーがしたかったが、ピッチの状況であまりできなかった。
ただ、自分たちが主導権を握ってやるというのは90分できたと思う。
仙台が固いのはわかっていたのでじれずにやろうと話していたし、突っ込んでカウンターを食らうのが嫌だった。
カウンターを食らう回数も少なかったし、自分たちのペースでやれたと思う。


●鈴木啓太選手
相手が引いてカウンターを狙ってきて、セットプレーやクロスからのゴールが多いのはわかっていたので、リスクマネジメントをしながらボールを回そうと強調しながらやってきた。
後半はピッチが水浸しになって残念な部分があったが、それでもリスクを負わない形で前に持っていけたのは評価できるところだと思う。
もう少し工夫があってもよかったかもしれないが、リスクを冒しすぎてカウンターを受けるのは避けたかったので、これを継続できれば。

Q:DFラインからの組み立てができていたが?
相手が引いていて、プレッシャーがそんなにかかっていなかったというのはある。
ただ、プレッシャーをあまりかけさせないようなボールの回し方もできた。
中盤の出入り、ポジションチェンジをしながら陽介やマルシオがDFラインのところまで引いてきても全然問題ないし、それがいい形でできていた。
ただ、最後はもう少しスピードアップしてゴール前に迫力を出すというところは足りなかった。
そこは次の課題だと思う。
サイドバックが高い位置でボール持つことは重要なことだし、それだけ押し込めているのでよかった。
プレッシャーをあまりかけさせないようなボールの回し方ができたから、サイドバックも気にせずに前にいけたと思う。
プレッシャーをかけられすぎて、DFラインが面でボールをつなぐようになると、ジュビロ戦のようにダイレクトにプレッシャーを受けてしまうから、うまく抜ける方法をこの中断期間でやった。
練習の成果が出たと思う。

Q:中盤でつなぐ際に鈴木選手がDFラインに落ちる場面があったが、あれは意図した動きか?
そうですね。それもプレッシャーをかけずらくする1つの方法だった。
仙台は中にボールを入れてきたところにプレッシャーをかけて取ってカウンターというのが非常に強いので、僕が中にいても意味がないし、だったら僕がDFラインに入ってつなぐというのは1つの方法だと思うし、その出入りができていたと思う。

Q:1ボランチの両脇も使われなかったが?
ジュビロと仙台の攻撃の仕方が違うというのはもちろんあったが、守備意識が全体的に非常に高かった。
トップに対してのプレッシャーのかけ方もよかった。
ツボと充がハードにやって、自由にやらせなかったのは大きい。
だからこそ、陽介、マルシオが戻ってプレッシャーをかける時間ができていた。
全体的にあせらずやれたことが大きい。
ジュビロ戦は前と後ろが分断するような時間ができていたので、それをいい形で修正できたと思う。


今日は監督&選手コメントも全文掲載。
そのため、長くなってしまったのはご容赦。
この勝ち点で、選手もかなり楽になったのかな?
まぁ、甲府の自滅があったから助かったけどね。
サポも、試合前から雰囲気が違ってた。
もう、スタジアム全体で押してやろうという感じだったから。
結果は0-0だけど、今できる最低限のことはやった感じかな。

とにかく、試合を見てると残留モードだったのは間違いない。
守備から入って、とにかく点を失わない。
無理に攻めてカウンター喰らって厳しい場面を作るより、ボールを「失わない」ゲーム運びだった気がする。
(個人的には「支配している」とは言い難かったので、あくまで「失わない」という表現にとどめます)
ぶっちゃけ、チャンスらしいチャンスは普段に比べても少なかったけど、形的には上手く繋げてたかな。
フィンケもペトロも「決定力のある選手の必要性」を説いてたけど、まさしくそんな感じの試合だった。

さて、残るリーグ戦もあと2節。
次節、福岡戦が事実上の『最終決戦』になる事は間違いない。
とにかく、自力残留できるのだから、この最後のチャンスは逃さないで欲しい。




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