浦和に関するネタを中心に、サッカーネタやコラムを書き綴ってます。
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【フィンケ監督・コメント】

まず、一番最初のシーズンでの皆さんとの共同作業に関して感謝したいと思います。
今年、さまざまなことが起きましたが、来年以降もぜひ、一緒にとてもいい形での仕事をしていきたいと思っていますし、皆さんもよいお年を迎えることができることを願っています。

【フィンケ監督・インタビュー】

【今シーズンを振り返って手応えを感じた部分、ここはちょっとできなかったという課題の点を教えていただきたいんですが】

まず根本的に、とても大切なことは、私たちの今年からやり始めた新しい仕事の進め方、やり方を選手たちが実践したことです。
それからピッチ上のことに関して言えば、ボールオリエンテッドなプレースタイルというものを選手たちが実践したこと、これがとても大切なことでした。
今年できたことというのは来年に向けての土台になると思いますし、実際にとても大切な最初のステップを踏むことができたので、来年、次のステップを踏むことができると確信しています。
そして来シーズンに向けてですが、来シーズンのスタメンに関して言えば、今年とは違う新たな顔を見ることができるでしょう。
場合によっては2人、3人のまったく新しい顔がスタメンの選手として試合に出場するかもしれません。
そうすればここ2年間の間で、主力として出ることができる、5、6人の選手が入れ替わったということになります。
そしてこのような改革、変革を行なうときには、そのことについてよくないと思っている人間が出てくるのも自然のことだと思います。
実際にこの改革を進めていることについて大半の方々はこれはとてもいいことだと、将来のためになることだと理解して、このことを進めているわけですが、一部の外部の方もそうかもしれませんし、場合によっては一部の選手もこの変革が正しくない、これは自分の求めていることとは違うという風に感じて、自分に対してのその変革によって得られるメリットがまったくないじゃないかと感じている選手もいました。
しかし、私は今年になってあることを感じ取ることができました。
それは、大半のサポーターが、この難しい道が正しい道であり、将来のために必要であるということを理解してくれているということです。
これは私にとても大きな力を与えてくれましたし、本当に感謝していることでもあります。

【課題という部分ではどんな点が?】

すべてのポジションにおいて、新しいプレースタイルをさらに効果的な形で、実践していかなくてはなりません。
なぜならば、今年、あくまで効果的、効率的という部分で足りなかったところがあったのが事実だからです。
ただしこれはひとつの変革が行われるときには当たり前のことです。

【もう少し具体的に教えてください】

これは私たちだけではなく、世界中のクラブに言えることです。
一つの新しい改革を進めるとき、やはりまず最初に効果的なプレーというのはなかなかできなくなるものです。
新しいプレースタイルを実践するために、多くの選手たちが努力をして、できる限りのことをしようとするわけですが、それが短期的にすぐ結果に結びつくとは限りません。
本当の意味で優れた、成熟したチームというのは、ほんのわずかな機会から、とても優れた結果を残すことができます。
そのようなことができるためには、しっかりとしたチームとしての成熟化を進めていかなければなりませんし、そのためには時間も必要です。

【ちょっと今年の総括からは外れますが、来年、1月6日に代表戦が入ってきそうだということで、早ければ1月2日に代表に選ばれた選手は始動することになって、そこで、もしかしたらU-20の選手が出るかもしれないという話がありますが、イエメン戦に選手が招集されるとなると、レッズからもかなり代表選手が選出されると予想されますが、それによって来年の始動に関して影響する部分がありますか?】

自分は、そのことに関して、とてもポジティブに考えています。
もちろん、私はそのときにどの選手が招集されるかということに関する情報をすでに入手しています。
彼らが招集されることに関して私はまったく問題も感じていません。
逆に、彼らにとってはとても大きなモチベーションになると思います。

【先ほど、成熟が必要だということをお話になりましたけど、今年、理想とするサッカーがどのくらいできて、さらにその成熟ということに関しては、来年には成熟するのか、どのくらいの時期が必要だと考えているのか?】

私たち監督の仕事としては、一つの方向性をしっかりと打ち出すことがとても大切な要素だと考えています。
昨日の試合で勝利を収めることができたから今日は楽な練習をしようとか、昨日の試合で敗戦を喫してしまったから今日の練習はとてもハードにやろうとか、そういうやり方ではありません。
私たちはしっかりとした計画性を持って、一つの方向性を打ち出して、選手たちとともにこの道を進んでいくわけです。
これが私たちがやらなくてはいけない仕事ですし、実際にこのような形で、仕事を進めていくことに関して、大きな喜びも感じることができます。
今年やってきたことは来年もしっかりと計画性を持って進めていこうと考えていますし、ここで方向性がぶれる、もしくは偶然という要素に任せるということはあってはなりません。

【来シーズンの浦和レッズのサッカーを観るために、参考におうかがいしたいのですが、監督が考える世界標準のサッカーというのは、どう考えていますか?】

ここ10年間、ヨーロッパのサッカーにはとても大きな変化というのがありました。
1つめは、守備陣でのリベロという存在がいっさいなくなったこと。
そして大きな自由を与えられた10番という選手がなくなったことです。
このようなヨーロッパで既に行われた根本的なプレースタイルの変革というものを、私はまず最初にここでも導入したわけです、ボールオリエンテッドなサッカーを。
しかし、だからといって必ずしも、このようなプレースタイルが攻撃的なサッカーだとは限りません。
ボールオリエンテッドなプレーというのは必ずしも、攻撃的サッカーを示しているわけではなくて、攻撃のとき、守備のとき、切り替えのときに自分たちがどのようにボールを中心として動くかを指しているわけです。
ですので、このプレースタイルを実践しながら、攻撃的なサッカー、それからある程度、管理されたサッカー、それから守備的なサッカーをすることもできます。

【来シーズンの、監督の中での具体的な目標みたいなものはありますか。たとえば勝ち点とか、ランキングとか】

やはり、1つのクラブの目標を設定するときには、どのような形で選手の補強をすることができたか、それからどのような選手がクラブを去ったか、ということも大きな大切な要素になってきます。
ですからそのことに関しましては、クラブともう一度、話し合いがありますし、正式な発表は私ではなく、クラブの方から行なうことになると思います。

【来年に関してはもちろん補強の結果を見て戦い方を決めると思いますけど、今年1年改革というか、変化を定着するためにやってきたと思います。来年はいわゆる「土台づくり」をさらに続けていくのか、それとももう少し結果を求めるようにしていくのか、どっちの方向性を取るのでしょうか?】

サッカーでは2つのやり方があります。
1つめは、自らのプレースタイルを考案し、それを自主的、主体的に実践すること。
積極的な、計画性をもってチーム作りを行い、自分たちのプレースタイルを試合ごとに実践していく。
そして自主的に、主体的に動くことによって、勝利を収めようとすること、これが1つのやり方です。
もう1つのやり方は、優れた個を持った、とにかくレベルの高い選手たちを集めて、彼らを同時にピッチに送り出し、相手チームがミスをするのを待って、相手がミスをすればそれを突いてこちらが勝利を収めることができるという、あくまで相手に対して対応するチーム作りです。
私は前者のやり方を実践する者です。
自分たちが自主的に動いて、ゲームを組み立てて、主体的なサッカーをして勝利を収められるように努力をしていく。
このプレースタイルを長く実践すればするほど、とても優れた順位を残せる可能性が高くなるのです。

【今年1年間日本で仕事をして、日本のサッカーとJリーグ全体にはどんな印象を持たれましたか?】

本当の意味で自らの視野を広げるという意味でも、非常に貴重な体験をすることができたと考えています。
ポジティブなことを言うとすれば、選手たちの練習に向けての姿勢、向上心、それからしっかりとした技術力、そしてその技術力をチームのために生かそうと努力をする姿勢、それらのものが非常にポジティブなものだと私は感じました。
それ以外にも、私がこれまで知っていたヨーロッパとは大きく違ったこともありましたし、これらすべてが非常に貴重な経験でした。

【とくにヨーロッパとの違いを感じたところはなんでしょうか?】

私は今、日本に来ているわけですが、日本では少なくとも私が今まで知っていたような感覚での、サッカーに対しての感覚というものが、それほど存在していないと感じます。
それには文化的なものや教育的な背景も関わっていると思います。
そして別の意味でのサッカーの楽しみ方があるということを、日本で私は経験することができましたし、非常に興味深いことだと思います。
ヨーロッパでは、スタジアムに行く観客は必ず、少なくとも子供のころには自らサッカーをしたことがある、サッカーを経験したことがある人ばかりです。
これはやはり、とても大きな違いだと思います。
1つのサッカーの試合を見るときに、ピッチ上で何が起きているかを理解するときに、やはり自らプレーしたことがあるとないとでは、とても大きな違いがあるからです。

【逆に日本のクラブチームを経験されて、ドイツのブンデスリーガですとか、あるいはドイツ代表チームに対して、見方が変わった点だったり、見直した点だったりはあったりしますか?】

もちろん国際的な経験を得ることによって、視野を広げることができる、それによって新しい発見があるのは事実だと思います。
ただしこれは、とても気を付けた形でここで発言をしたいのですが、日本のクラブに関しても言えることではないでしょうか。
さらに外国籍選手の枠を広げて、さまざまな文化からの影響を及ぼすことができるような環境を整えるべきではないでしょうか。
やはり違う文化から学べることはたくさんあるわけです。
そしていろんな人間が集まれば、それぞれお互いに影響をし合うことによって、さらに成長することができるのではないでしょうか。
ドイツ・ブンデスリーガでは外国籍枠というものが存在しないわけですし、もちろんこれが正しいかどうかは別として、あくまで他の国からやって来た人間、考え方、それから文化などから、さまざまなことを学ぶということに関して言えば、もう少しドアを開いた方がいいのではないかということを私は感じます。

【来シーズンはワールドカップイヤーでもあります。選手たちのモチベーションだったり、コンセントレーションを保つのは非常に難しいのではないかと思いますが、監督ご自身もドイツ代表に対して、そういった意味ではモチベーションだったりコンセントレーションであったりを保つことが難しくなったりするのではないかと思うのですが、いかがですか?】

現在のドイツ代表選手に関して言えば、少し状況は違うと思います。
なぜならヨーロッパと日本、これはもちろん一部のヨーロッパ外の国々にも言えることでありますが、やはり日程の組み方がすべて違うわけです。
代表の方に何度召集されるか、それから代表が何度合宿をすることができるか、代表が何度の親善試合を企画することができるか、ということに関しましては、ヨーロッパと日本では大きな違いがありますので、そう簡単に比較することはできないと思っています。
ただしこれはあくまで批判というわけではなくて、違いがあるということをお話ししたいだけです。

【選手が今年解散した日に、それぞれの選手に対して練習メニューを渡したということですけれども、それぞれによって違うと思いますが、来年の始動日に共通して選手たちに求めることはありますか?】

来年の準備期間の最初の3日間で、再び体力測定を行ないます。
そして体力測定ですべてのことが見えてきますし、選手たちも嘘を語ることはできません。
なぜならば、その結果によって選手たちが5週間何もしなかったのか、それともしっかりとしたメニューをこなしたのかが、すべて数字で証明されてしまうからです。
それぞれの選手たちには、練習をしっかりとこなすために必要なメニューと道具などをすべて渡しているわけですし、それぞれの選手たちは何をしなければならないかということを理解していると思います。
そのメニューというのは、それぞれ選手たちの体力測定の結果に基づいて出来上がったものですし、ハートレート(心拍計)なども渡していますので、彼らがしっかりとした姿勢を持って準備してくれることを願っています。

【来シーズンに向けての補強のポイントはどこと考えていらっしゃるかということと、来シーズンの始動日と1次キャンプ、2次キャンプについてはどのように考えてらっしゃいますか?】

さまざまな日程のことに関しましては、クラブが正式に発表すると思います。
来年のチーム作りに向けていくつかの補強しなければならないポイントがありました。
私にとって、とても大切だったのは、クリエイティビティを持ち、創造力溢れるプレーをすることができ、そして同時に、ゴールを決めることができる左利きの選手を獲得することでした。
ですので、今日、柏木陽介が私たちのクラブと正式に契約を交わしたことに関して、とても大きな喜びを感じています。
そして守備陣に関しましても、現在いくつかの補強に関してのプランが進んでいます。
新しい顔が入ってくること、新しい選手が入ってくることは、チーム全体にとてもいい影響を与えるものだと思います。
来年再び新たな2人、もしくは3人の選手が先発出場を果たすことができるようになれば、ここ2年間で5~6人の主力レベルの選手が入れ替わったということになりますし、それは将来に向けてのチーム作りとしてはとても大切なことになります。
それからもう1人の、『新加入選手』についても忘れてはなりません。
もう皆さんすでにご存じの堤(俊輔)です。
彼は非常に優れた能力を持っていますし、将来性もあります。
そして守備では、複数のポジションでプレーすることができる、例えば両サイドバックのポジションでプレーすることができる、優れた選手です。
それから、外国籍選手枠もまだ余っていますので、これもぜひ活用したいと考えています。
またもう1人、外国人でも活用することができる育成枠というものもまだ残っていますので、2人目のC契約というものを利用して1人の選手を新たに獲得したいと考えています。

【アジア枠についてはどうされますか?】

現時点での私たちのチーム構成の計画としましては、もしそのアジア枠を使うとすれば(来年の)7月になると思います。


今回は今年最後のインタビューとあって、内容が盛りだくさんです。
なので、内容を一部割愛させて頂きました、ご容赦下さい。
さて、内容的には今シーズンを振り返ってと来季に向けてという感じです。
俺が今年、気になったのはフィンケが「昨年のチームを引き継いで…」というフレーズをシーズン中に何度も使っていたことです。
今年のチームはフィンケの中では「テスト」だったのでしょうか?
そして、フロントもある部分ではそれを了解済みで、育成を基本にした「基礎からのチームの立て直し」を図っていたのでしょうか?
その辺をきちんとしておかなければ、フィンケは来季、結果ばかりを求められて矢面に立たされそうな気がします。
長期的な視野を踏まえた中でのクラブの「改革」を選手・サポがどう捉えているのか?
そこをクラブがきちんと説明しなければ、また迷走ロードに入り込んでしまいますよ。汗
なので、来季は「具体的な目標」を公表してシーズンに臨んで欲しいと思います。
俺個人としては内容的には今年のサッカー(戦術)を更に昇華させ、結果的にはリーグ3位以内を何とか獲得して欲しいと思います。(タイトルを公約にするには正直、まだ厳しいかな…と)
あと、マスコミは何故か浦和がタイトルを目指すのは当然…という雰囲気を醸し出していますが、犬飼さんの影響でも受けちゃったのでしょうかw?爆
何度も言っているように、マスコミさんが望んでいる「常勝軍団」を作るためにその下地作りをしているのが現状です。
昨年の今頃~シーズン前に掛けて、みなさん何て言ってました?
それを思い出してみたらいいと思います。
確かに、結果を求める気持ちは理解できるけど、08シーズンで「今のままではダメ」と判断を下して、一気に壊して作り変えると決めた訳で。
勝つ事を求める方は、育成しながら勝つ事ばかりをいいますが、実は戦術も変えてるんですよね。
戦術変えるって事は1・2年でどうこうなるものではなく…
クラブも軽い気持ちで考えてたのかな?と思う節はある訳で。
育成だけでも大変なのに、戦術まで一緒に変えてしまうのだから本当に『大手術』ですね。
ただ、そんな中でも来季からは結果は問われるべきで。
とはいえ「結果」をどこまで問うべきか?とも思うのです。
俺はチームとしての「進化」が見られたかどうかだと思います。
要は、見る側もプレーする側も期待の持てるチーム作りができていればいいのですが…
とにかく、この改革を来季も進めて行くということなので、目標に向かって一歩ずつ前に進んで行って欲しいと思いす。


追伸:なお、記事の内容を確認したい方は、下記のURLよりお願いします。

http://www.urawa-reds.co.jp/tools/cgi-bin/view_news.cgi?action=view&nid=5346

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